家事の外注前にやること

家事の外注はなかなかすすまない。当然である。家事は家庭の女性が、無職であろうと有職であろうと、とにかく女性が無償でやるものというのが前提である。

ただで提供されていたものにカネを出すのはなんだか釈然としない。男女平等とか女性の社会進出とかいわれても、すとんと腹落ちしない。男性ばかりでなく女性だって、自分がやれば家庭の支出は抑えられるのに…家事代行にお金を使うよりも家のローンの繰り上げに使いたい…とか。

大正時代には家政婦派遣というのが大流行りしたそうだが、令和の時代に大正時代のやり方を踏襲することはない。

家事の外注の前にやることがある。

こどもや夫の洗濯物をたたんだり、着る物を準備したり、食事の準備をしたりをやめるか大幅に見直すべきである。

自分がやっていることを家事代行でまかなおうとすればお金はどれだけあっても足りない。

むかし民主党政権のときに盛大にやっていた仕分けとかを家庭内でもやればいいのである。

お母さんは家族の召使いではないし、召使いの代わりに家政婦というのも芸がない。

家事の外注はけっこう。ただし、その前に仕分けね。家政婦さんに洗濯物をたたんでもらっていたらすぐに時間なくなってしまいますよ。帰ってきたパパがただでやればいいんです。