政治家の裏金どころじゃないわ(;´д｀)

衆院選挙終わりましたね。自民・公明は大負けでした。さすがに裏金は許せなかったのですね…とはいえ、投票率は戦後3番目の低さで５３％というから、国民の多くが怒り狂っていたというわけでもなさそうです。（そもそも公明党は裏金とは無縁ですが、連立である以上とばっちりは当然ですし、巻き込まれは必然なのです）

日大教授の西田亮介さんは、生活が安定していると政治には無関心になってしまう。それはある意味仕方がないとしながらも、現状に対して不満があるのに選挙に行かないというのは、「肯定」と捉えられてしまうと、現状に危惧していました。

今回の与党の大負けで、では野党はどう連立を組むのかというと。どうやるんだろ？
日本維新の会（議席減ってましたね）はすごくわかりやすい人たちです。立憲民主党はいらない、共産党はなくなればいいと公言してはばからないのですが、こういう人たちと連立組むんだろうか…
共産党との連立では国政どころか地方政治でもうまくいったためしがないが、ああいう変り種とうまく付き合えるおもしろい政治家が立民にはいるのだろうか…？

それにしても、日本人て心が広いのかな。物価高の昨今ここまで裏金裏金と騒がしいのに、投票に行かないという「おとな対応」。すごいな。

以前ある朝刊で嫉妬についての研究結果が載っていた。
人は自分と似たような境遇の人に嫉妬する。自分よりも少し上の人を妬み、自分よりも少し下の人がいい思いをすると妬ましく感じる。G7に招かれなかったからといって、各国首脳に嫉妬する庶民はいない、と。なるほどと思った。

SNSで友人知人の生活の虚像実像はよく目に入る。身の回りの似たような境遇の人への妬みや羨み、心配ごとでいっぱいいっぱいで、政治家の裏金問題なんてどうでもいいのか…

中国新聞社の「ばらまき　選挙と裏金」途中になってたし、また読み始めよう。
塀の中で何を思っているのでしょうか元法務大臣は。裏金で大負けした自民党をどのような思いで見ているのでしょうか。奥さまの案里さんはなにをされているのでしょうか。