自動車保険以外の任意保険(民間保険)には入っていない「保険嫌い」の私が、三井住友海上あいおい生命保険の代理店となって、先日登録を済ませました。
私はなにせ「保険嫌い」ですから、FPの資格を取るために最低限の保険知識を詰め込んだ程度で、保険業界及び保険事情には大変疎いのです。
ニュースなどで保険に関する話を聞いてもどこか素通りでした。業界の方の話を聞いてみて、改めてショッピングセンターなどにある乗合代理店を眺めてみると、見事にカタカナの会社名が多く、ほとんどが外資系企業です。
そもそも私が「保険嫌い」なのは、保険の複雑さが原因でした。そして保険の持つ貯蓄性というものがいまひとつよくわからなかったのです。貯蓄とは明らかに違うのに、なぜ貯蓄の機能があるのか?とか。でも、今の保険はほとんどが「掛け捨て保険」です。保険本来の機能にようやく戻ってきたと言えます。
今後は「保険嫌い」を返上して(代理店なので当然ですが)保険についてしっかり勉強をしていこうと思います。
小6の娘が成人するまではガンで貯金を使い尽くすわけにはいかないので、初めての任意保険である「ガン保険スマート」に入りました。自分が保険に入らずして保険をおすすめするわけにはいきませんしね。
保険は本来シンプルです。払い込み総額を算出して、保険給付を計算します。それをバランスシートに照らして決める。ただそれだけです。
お気軽にお問合せください。
保険嫌いを直すきっかけはファイナンシャルプランナー(FP)の勉強会で出会ったワーキングマザーの方の住宅ローン事情と所得補償のお話でした。
保険業界、つまり民間保険を売る側から社会の実情を知るという手法をおもしろいと感じました。
社会保険労務士はその名前のとおり、公的な社会保険(労災、雇用、医療、年金、介護)を扱うのが専門です。
公的社会保険は万能ではなく、カバーしきれていない部分も実は多くあります。
加入者の保険料だけではなく税金も投入されている社会保険は多くの人の合意を得るのが難しいからです。社会保険制度の改正には時間がかかります。社会的に注目を集めるような事件が起きてようやく法改正に向かいます。
例えば、国民年金の遺族給付はかつては、子ども(18歳未満)と、子ども(18歳未満)を持つ妻にしか支給されませんでした。
お父さんが亡くなったら遺族年金がもらえるけど、お母さんが亡くなっても遺族年金はもらえなかったのです。東日本大震災では多くの方が亡くなりましたが、自営業の方も多く、両親を亡くした子、父を亡くした子、母を亡くした子、いろんなケースがありました。親を亡くしたという点で同じであるにもかかわらず、お母さんを亡くした子は遺族年金がもらえませんでした。震災の後に法改正があり、妻を亡くした夫も遺族年金をもらえるようになりました。
このように社会保険には当事者になってみてはじめてわかる制度の欠陥というものがあり、そういった部分は貯蓄や債券や株券の投資、保険などで補完するという考えが大切になってきます。
保険であれば死亡保険の他、失業や心身の障害などに備えた収入(所得)保障などになります。これからは保険嫌いを返上してバリバリ保険を勉強するつもりです。
よろしくお願いします。
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