2022.05.25 00:56非正規雇用の女性の6割が生活に不安」(連合)って、当り前です!連合(日本労働組合総連合会)の2022年3月末の調査発表によると、非正規雇用の女性の6割が、「生活の維持、収入」に対し不安に感じると回答したということです。この不安は言うまでもなく当然のことですが、(なぜって、景気の悪化等では非正規雇用で調整してからでないと正規雇用には手を付けられないからです)他にも不安に思うことが、老後の生活が55%と高く、健康も40%弱、仕事(具体的な内容は不明です)が36%、親などの介護や支援、その生活の維持が30%となっていることが他人事とは思えず身につまされるのです。女性の非正規雇用率は高く、7割ほどです。20代の女性の多くは働いており、出産・育児の30代40代でいったん落ち込み、その後また増えるという、M字カーブが日本の女性の就労の特徴です。育児を終えた後仕事に復帰するのですが、その多くは非正規(パートやアルバイト)です。夫の扶養の範囲で働く場合は、健康保険の保険料負担はなく、年金は2号の配偶者である第3号になるので、やはり保険料負担なく、国民基礎年金が受給できます。なんだかお得感があるように思えますが、国民基礎年金は月額7000円ほどの保険料を40年間支払った場合の満額支給額が80万円に満たないのです。月額だと7万円に満たない額です。入れる老人ホームなどはかなり限られてきます。もちろん、1号被保険者として40年間払い続ければ300万円ほどなので、それを払わずに受給できるのでお得といえばいえます。でも、もっと働いてもっと年金をもらったほうがいいと思うのです。扶養から外れるから多く働きたくないという人もいれば、体の負担や家事や育児介護の負担、需要の少なさなど、いろんな理由で働けない人もいて、40代以降の女性が非正規のパートなどでしか働いていない事情は複雑です。法律上は存在しない、正規・非正規の区分は慣習として根強くあります。この問題はすぐに解決できるものではありませんが、コロナ禍では男性よりも女性がより顕著に不利益を被っていた事実は大きいのです。男女間の賃金格差、家事や育児の分担など、まだまだ取り組むべき課題、乗り越えなければならない壁があります。男女間だけでなく、さまざまな格差があります。かつては20代の女性の(結婚前ですね)多くは正規雇用でしたが、今は非正規の方も多く、男性も同じく、非正規の方が増えています。これは何と何の対立、格差でしょうか?社労士myoumyoう社労士myoumyouうがワーキングマザーのための情報提供をしています。フォロー2022.05.25 01:58ハラスメント対策の難しさ2022.05.25 00:12「優秀な人から辞めていく」という悩み0コメント1000 / 1000投稿
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