「泣いて馬謖を斬る」の意味
子ども向けの「三国志」を10巻まで読み終わり、名セリフの多さに唸りました。二度読みの手間も惜しく、インターネットで名セリフを検索したところ、主にビジネス関連で出てきました。
おそらく、孔明は自分の非を悔やんだこともそうですが、劉備の遺言に加えて、馬謖の登用に反対した者も多くいた中で、あえて馬謖にやらせて、大失敗だったので、自分の立場上ああするしかなかったのだとも思います。失敗に対して、必ずしも処罰で応じなければならないわけではなく、三国志では、あの冷酷な乱世の奸雄曹操でさえも、失敗を次回の成功で盛り返させるというやり方をしています。(もちろん即刻処刑も多いのですが…)
天才軍師諸葛孔明の人間としての一面を見るようで興味深いです。
日本ではもっぱら上司の公平さ、規律正しさを賛辞するものとなっていますね(笑)
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