働き控えを抑える政策パッケージか…

扶養から外れることを避けて労働時間を調整する働き控えを抑える政策パッケージの概要が出たそうです。


従業員100人以下の企業では、年収130万円を超えても連続2年までは扶養内にできる。ただし、人手不足による残業など一時的であることを事業主が証明したときに限る。(一時的って、どれくらいやろ?1年間は見てくれるのか?多くのサービス業が恒常的な人手不足だが…)


従業員101人以上の企業は、会社が保険料を肩代わりした場合、補助金を出す。(税金だな…従業員一人当たり最大50万円で人数制限はないとか…いつまでやるんやろ?)


扶養というのは、自分がそこに該当しているときには、お得な気がする。扶養という言葉とは裏腹に後ろめたさや劣等感はない。それでいいのだが…タダ乗りの抵抗感が少ないのだな…


自分が保険料を支払う側にいると、扶養の人の存在を考えなければ損も得もない。保険なのだから保険料を支払って保険事故が発生したら保険給付を受ける、それが仕組みである。


ただ、給与が低かったり、保険料を支払っていない人のことを考えると損な気もする。ここでの「損」は、正当な保険料の支払いをなんとなく不当に感じることであり、その保険料の中に多くの被扶養者のためのお金が含まれていることまでは入っていない。


扶養の人の中には、夫、親、子などが自分の保険料を支払っていると思っている人が少なからずいる。だからなおのこと後ろめたさはない。世間の人に迷惑をかけているわけではないと思っている。迷惑ではないが、やはり全被保険者が被扶養者の保険料を肩代わりしていることは知っておいたほうがいいのです。
給料が同じなら独身でも既婚でも年齢男女問わず、社会保険料は同じです。


こういったことを教えないのは、やはり、そのほうが都合がいいからであろうが、かつてはそうだったかもしれないが、今は都合が悪い。

中学の家庭科?


社労士myoumyoう

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