差別の心は誰もが持っています。静岡県知事だけじゃなくてね。
静岡県知事が新人職員への訓示の際、他の職業(家畜の世話や野菜販売など)を引き合いに出し、県庁職員の仕事はそういうのとは違って頭を使う知的な仕事であると言って大問題となり知事は辞職しました。
職業差別であるとして許しがたい!!という声が多く、知事はそんなつもりはなかったと一応は弁解していたが、心で思っていることがつい口をついて出てしまったという点で、これまでの政治家などの失言と同様であり、口は禍の元だなと、他人事でなく思う。
誰かと比較しないと自分の優位性が保持できない。あの人のプライドは常に、自分が劣ると考えているものに支えられている。だから、劣るとみなしたものに対しては傲慢な態度が出て、自分より勝るとみなすものに対しては卑屈になる。
仏法の教えでいうところの「修羅」である。
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