男性の育休取得30%突破。中身は?

2023年度の男性育休の取得率が30%を超えたとか。前年度が年度が17%なので一気に倍近くなったのですね。政府は令和7年度までに50%以上を目標にしています。


さて、それでは中身です。


育休中の男性が育児・家事に関与しない「取るだけ育休」が指摘されています。(そもそも育休の要件は育児を必要とする赤ちゃんがいることであって、女性であってもおむつがえや授乳は要件になっていません。実母などに赤ちゃんのお世話をまかせっきりにしてあそびに行ってもいいのです…)


妻からしたら、お宅のご主人育休取ってくれていいですね~と夫は褒められているが…赤ちゃんのことも家事とかももっぱら私がやってるじゃないの!!ってはなしです。


女性の就業率は増え続け、管理職を務めたり、経営に携わったりすることも珍しくはなくなっているが、その点では男は仕事、女は家庭という昔ながらの規範はうすまっている。しかし。その内実は、これまで当然視されてきた「家庭を顧みない働きぶり」を男性だけでなく女性も求められている…という指摘もあります。


家事の外注化を行政も推し始めています。無償の家事労働(女がやるのが当たり前だった)を有償労働に変えるのはええんです。でも、それが「家庭を顧みない働き方」のためならとんでもないことです。


夫婦のどちらかが何かを諦めたり犠牲にしたりするのではく、仕事も家庭も従事できるようになり、ちょこっと外注すればええんです。へー、それお金で解決してもいいんだ~ぐらいでいいんです!


30%で画期的!とか言ってる場合じゃないです。
中身を画期的にしないと!


それいけそれいけ、厚労省。これは厚労省のやるべきこと。カスハラよかこっちです。

社労士myoumyoう

社労士myoumyouうがワーキングマザーのための情報提供をしています。

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