パパの育児休業の取り方を教えてくれる本です

病児保育を行っている認定NPO法人フローレンスの代表のひとり、前田晃平さんの『パパの家庭進出がニッポンを変えるのだ!』がおすすめです。

女性の社会進出よりも先に、男性の家庭進出を進めるのが断然先とおっしゃる前田さん。

「家庭」に「進出」というのがユニークです。
家事や育児に「参加」して、「手伝ってあげて」、どや顔して、妻にイラっとされてる男性は多いと思いますが、前田さんは、いったいどんな料簡で、自分の子どもの育児を「手伝っている」んだ!と、容赦ないです。


6月初めに「男性版産休」が新設されました。
出生時育児休業として、妻の出産後8週間以内であれば、通常の育児休業とは別枠で、4週間までの育休が取得でき、2回に分けて取ることもできるという制度です。施行は来年9月頃です。


(今現在は「パパ休暇」として、妻の出産後8週間以内に一度育休を取得しておけば(日数は問わず)、その後無条件で2回目の育休を取れます。現行制度では唯一パパ休暇を取った人のみ特例で2回目が取れます。)(6月の法改正で、すべての育休取得者が2回に分けて取得できるようになりました。)


企業からの反対は多かったのですが、「社員個人に育児休業を義務付ける制度」であるとの勘違いがあったようです。


義務化されたのは、会社からの社員への働きかけと環境整備、育休取得状況の公表です。


その辺のところも詳しく書いてあるのが、日経BPマーケティングから出版された『男性育休の教科書』です。



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