国民皆医療保険の日本で社会保険が通用しない世界

私は大きな病気やけがの経験がなく、国民皆医療保険の恩恵をあまり感じたことがありません。

社会保険なので強制加入で保険料を支払うのは仕方がないぐらいのかんじです。


子どもが小さい時はありがたいなと思いました。子どもは「扶養家族」ですので、保険料の支払いはなく、健康保険加入者のみなさん全員が負担してくださっています。本当にありがたいことです。決してお父さんが保険料を負担しているんではないのです。

念のため、自営業の方が加入する国民健康保険には「扶養」というものはなく、赤ちゃんであっても世帯主の方が保険料を支払っています。


さて。
このありがたい社会保険ですが、出番のほとんどない世界があります。
美容整形とか、おしゃれに関係するとこもそうですが、そこは一部の人には切実な問題ですが、そこではなくて…


末期がんの方のがん治療の世界です。
国民の2人に1人が生涯でがんと診断されると言われています。


親戚や知人友人にはがんに罹患した人がいます。
でも自分自身はまだ、がんとは診断されていません。
ですからがんについては、どこか遠くの世界のように感じていました。


はじめてがんの世界に向き合ったのは法学部の社会保障法のレポート課題でした。
混合診療について論ぜよというお題でした。


混合診療?聞いたことあるな…ぐらいの認識です。
調べてわかったのは、保険診療として認められていない治療法はとても多く、厚労省が「先進医療」として、保険診療の対象とするかどうか判断保留中のものもそう多くはないということです。


厚労省が認めた「先進医療」は保険適用ではないので、全額自己負担です。3割ではなく10割です。
厚労省が認めていない治療は、保険診療といっしょに治療を行えば、保険診療さえも自由診療扱いとなり、全額自己負担になるという恐るべき事実を知りました。


清郷伸人(きよさと のぶひと)さんという方が、これを憲法違反であるとして最高裁まで戦いましたが、負けました。


こんなことはがん末期と診断された方しか知らない世界です。


社会保険があるから民間の医療保険なんて必要ない。
自分は社労士ですからそんなことをよく言っていました。
おおむね正しいと思っています。


でも、自分が知らない世界がありました。
その世界では社会保険など、出番がないのです。


社会保険のない世界、アメリカ合衆国みたいなものです。
そういう世界ではお金がないと死ぬか、死ぬのと変わらない境遇になってしまいます。


だから私はファイナンシャルプランナーの勉強会で保険会社の方から、代理店をやらないか?と誘われてすぐに承諾しました。

正確にいうと、がんをかなりの確率で早期発見できる「N-NOSE」という線虫による尿検査を教えてもらったのが本当の理由です。


がん保険は必ず一時金がついていないと、万が一末期と診断されたら、入院1日いくらとか、手術がいくらとかあっても役に立たない。
けど、100万~200万ならまだしも、それ以上の金額はやはり保険料も高くなる。


100万とかはないよりはマシだけど…


一時金200万ぐらいなら保険料払える人なら、1年に1~2回、NーNOSE検査を受ければかなり高い確率でがんを早期発見できる、そう思ったのです。
早期発見なら100~200万円の一時金でもなんとかなる。


だから、がん保険を勧めるとともに、N-NOSE検査も強くお勧めしています。


石川県では当初2021年の7月いっぱいでしたが、12月末まで検査を延長することにしました。
線虫検査は画期的な検査方法として2019年の初頭にメディアで紹介されていましたが、コロナ騒動で吹き飛んでしまいました。


民間の会社が検査を行っています。
インターネットで尿検査のキットを購入して採尿後検査機関やサテライト店舗に持ち込むか、家に取りに来てもらうかで、12500円~14700円の料金です。
高い保険料を払えないという方は、(払える方ももちろんですが)このN-NOSEだけでも定期的に受けてく

ださい。
お子さんの成長する姿を見ずに死ぬなんてことは誰も望みません。



N-NOSE


がんについての情報や相談は株式会社M&Fパートナーズ


&LIFEがん保険スマート(三井住友海上あいおい生命保険)


社労士myoumyoう

社労士myoumyouうがワーキングマザーのための情報提供をしています。

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