働く女性の自殺が増えています

2021年版の「自殺対策白書」によると、仕事をしている女性の2020年の自殺者数は1698人で、2019年までの5年間の平均と比べて3割近く増加したそうです。
2020年の自殺者数は全国で2万1081人と、前年比で912人(4.5%)増加しました。増加は11年ぶりで、男性は減少したものの女性の増加幅が上回っています。無職の女性は微減、男性は職の有無に限らず減少しており、働く女性の自殺増加が顕著だったのです。


現状は女性活躍という言葉の反対にあるようです。
コロナウイルスは世界中に広まりました。


人種や貧富の差、男女差に関係なくコロナは全人類に同じく被害をもたらしたかのように思いますが、実際には違っていたのです。


保育所や小学校の休園・休校は多くの働く女性を窮地に追いやりました。


配偶者のいる女性も家事育児の負担で苦戦を強いられていましたが、シングルの方はそれをはるかに上回って困窮に陥りました。


コロナでそうなった、というよりも、元々、ギリギリのラインでなんとか生活していたところに、コロナが直撃していっきに、決壊したのです。


破局が前倒しになってしまったかんじです。


実は、働く女性の陰で、過去最多の記録更新となるほど自殺をしたのは、小・中・高生です。
原因・動機の第1位は「いじめ」ではありません。
大人との人間関係のが自殺原因の上位を占めています。


家族からのしつけ・叱責、親子関係の不和…


休校、ステイホーム、自粛、テレワーク、リモートワーク…


これらとの関係はまだわかっていません


今コロナ感染は小康状態で、なんとなくお祭りムードが漂っています。


感染拡大に歯止めがかかっている状態です。
でも、終息というには程遠いというか、そんな簡単に終息などと言ってもらっては困るというのが正直なところです。


コロナ前に戻りたいですか?
私は戻りたくありません。
コロナ前も十分苦しい状況でした。
コロナが最後の仕上げとして奪い去っていったものを簡単に忘れてお祭り騒ぎの気分にはなれません。



社労士myoumyoう

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