年度末の不調は「もの」で乗り切ろう！

働く人の離職理由の多くは人間関係です。

表向きはそうではなくても、たいていが人間関係です。

人との関係は心を潤すこともある一方、心をとても疲弊させるのです。

職場や学校の人間関係だけではなく、家族であっても同じです。

血や法律上の堅いつながりがある分、むしろ他人よりも苦しみます。

こころというのは目に見えないもので、表に出たふるまいによってしかわからないのです。

けれどもその「ふるまい」がこころを正直に表しているかというと、そうでもないのが人間の難しいところです。

以前カトリック系の施設に勤務していたころ、理事長であるシスターが、人間は人間によってしか成長できない、とお説教の中で話していました。

私はなるほど、本当だなと思いながらも、どこかで、「人間中心の考え方だな、本当にそうなのか」「人間を成長させるものは本当に人間以外にいないのか」という疑問を持っていました。

成長だけでなく、癒しとか救いとかも同じように考えられていると感じました。

動物やモノも人間をある面で成長させたり、癒したり、救いとなったりするけど、人間のそれには及ばず、人間の力はそれほどすごいのだと、そう言っているように感じたのです。

宗教観の違いなのかなと思います。

人間中心のキリスト教と、生物無生物問わずすべてが仏性を持つとする仏教の違いかもしれません。
私は「モノ」が大好きです。

こころは苦手です。
揺れ動く心が苦手です。

だから自分の心ではなく、仏法という法を拠り所にしています。

そして、元素が大好きです。
2月末に受けた危険物取扱者試験ですっかり化学のとりこになりました。

中学理科の化学を終え、いよいよ化学基礎・化学に出発です。

無機物・有機物・化学理論にたどり着けるのか…

人間に疲れた心と頭には元素の周期表がいちばんです！