男性育休、取ればそれでいいのか?

改正育児介護休業法が10月1日に施行されます。
今年4月1日に一部施行されていますが、出生時育児休業(産後パパ休暇)や育児休業の分割など、大きな変更となるのが10月1日施行のものです。


男性の育児休業取得は2021年度の雇用基本調査では、最高の14%となっています。目標は30%なので、まだ半分ですね。


ところで、この男性育休ですが、女性はどのように見ているのでしょうか。


育児雑誌の「クーヨン」では厳しい意見が出ていました。


・家に夫がいるとストレスがたまる
・休みを取ったからって、育児をするとは限らない
・夫は家にいても自分のことばかり
・男性の育休には職場の理解、同量の理解、そして本人の自覚が大事
・共働きの時代に、育児をして「イクメン」なんておかしい


厳しい意見が並んでします。


ところで、育児休業の要件はいろいろとあるのですが、「育児をする」は要件ではないのです。
1歳前の赤ちゃんがいることがひとつの要件です。女性も同じです。


授乳する、おむつを替える、あやす、抱っこする、沐浴するとか、そういうのは全然要件ではないのです。
なので、うちの夫はひとっつも育児をしないで、スマホとゲームばっかりなんですよ!と、行政に訴えても、そういわれても…というはなしなんです。


今はとにかく、男性が育児休業を取ることを目標にしていますが、妻たちの声を聞くと、ただ取ればいいってもんじゃないことがわかりますよね。


夫は赤ちゃんを産んでいないぶん、やろうと思えば家事育児なんでもできるんですよ、ほんとは。


育休取って何をするか。


これ、会社辞めてどうするか、てのと同じくらいだいじです。場合によっては離婚危機にもなります。


育休取って何するか、今のうちに悩んでおこうね。


社労士myoumyoう

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