出産育児一時金の増額、後期高齢者も負担

厚労省が出産育児一時金の増額に向けて、費用の一部を後期高齢者が負担する仕組みを社会保障審議会医療保険部会に提案し、おおむね了承されたということです。
令和6年度の導入を目指すとのことです。


後期高齢者医療制度は10年ぐらい前に創設された制度で、当初長寿医療制度という偽善的なネーミングでした(笑)

75歳以上の方を現役世代の方の扶養から外し、独立した医療制度にしたのです。年寄りを切り捨てるのかーーーーーーと、ひどい批判が巻き起こりました。
なんといってもかつては高齢者の医療費がタダだったのですから…


それが、出産費用を負担。隔世の感。


現役世代が高齢者を支えるのが当然だったのが、今は高齢者が赤ちゃんとお母さんを支えてくれる…
厚労省としては、75歳以上も含め、全世代で出産費用を支えるしくみに変えていくというねらいです。


医療機関に対して出産費用の公表を求めるしくみも提案しているそうです。
ちょっと期待。

社労士myoumyoう

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