技能実習の建前と実態の乖離。それ以上に問題なのは…
法務省は昨年12月に技能実習制度及び特定技能制度の在り方に関する有識者会議の初会合を開いています。
今年春ごろまでに中間報告をまとめ、秋ごろに最終報告を行う予定だとか。人材育成を通じた国際貢献という制度目的と実態の乖離が指摘されている技能実習制度に関しては、制度の存続や再編の可否も含めた制度の在り方の見直しが挙げられた、とのこと。(月刊社労士ニュースより)
技能実習制度及び特定技能制度の在り方に関する有識者会議構成メンバーを見ると、実業界の人が多く、弁護士や市長、県知事、元警視総監、商工会の人、経団連の人、大学の先生とか。労働のことだけど、労働業界は連合の人だけ。大学の先生は労働法の専門の山川隆一さんだった。もっと労働関係者いてもいいと思うのだが。JILPT所長の濱口桂一郎さんとか…
最初は近藤さんも、雇用主に問題ありと思っていたが、そんな単純なことではないと言う。
私は建前と実態の乖離こそこの問題の本質と思っていた。しかし、門外の経済学でグローバル経済史をやるうちに、そうではないと漠然とわかってきた。
経済学ではずいぶん苦しんだ。ギリシアの財務大臣の本をサブテキストにしたが、やはり難解だった。
私もそう思うが、ちゃんと説明できない。
資本主義と無縁でいることはできない。
社労士法人に勤務していたときも、今もそれは思う。
ベトナム人、自分だって顧客でてこずった。他人事じゃない。
アインの本、購入して再読するーーーーーーー
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