希望するフリーランスすべてに労災保険を

希望するフリーランスがみな労災保険に加入できるような制度に向けて審議が始まったとニュースが報じていました。

労災保険とは「雇用されている」労働者が業務中や通勤時間にケガをしたり、仕事が原因で病気になった時に、療養費や休業手当、年金などが給付される国の制度であり、雇用主が保険料を支払うので労働者の負担はありません。

雇用されていなくても、保護する必要があるとされている、いわゆる一人親方や小規模事業の雇用主は「特別加入」できます。

この「特別加入」にいくつかのフリーランスが加わりました。現在は業種が限定されていますが、これを前フリーランスに広げようという話です。

特別加入は「特別」ですから、雇用されている人と違って、雇用されたら自分の知らない間に手続きがなされていた…というのではなく、自分で業界団体を通して加入手続きを取らなければいけなし、保険料の負担もあります。

健康保険は業務外をカバーする保険ですが、国民健康保険は業務内外関係ありません。

事業主として健康保険に入って、可能なら労災特別加入にするか、あるいは民間の保険にするか、国保でまかなうか、選択肢はいくつかあるので、自分自身で制度を比較して検討してみてください。

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