育休給付延長目的の落選狙いの保育所申請とは

育休給付延長を目的とした、落選狙いの保育所申請が横行しているとかで、厚労省は延長給付の審査を厳格化したとのこと。


育児休業は原則1歳までだが、保育所に入れないという理由があれば1歳半まで、それでも入れないときは2歳まで育休給付を受けることができるのだが、ここを悪用して復職意思がないにもかかわらず、抽選倍率の高い保育所に申請するケースが各自治体で続発し、本当に延長・復職を希望する人や、本当にその保育所に入れたい人にしわ寄せがきているとか…
いけないことですねー。

雇用保険の給付って、なんか悪用されやすいです…
失業給付をめいっぱいもらいたいために、採用されそうもない会社を希望したり、アルバイトをしていることを隠したり…
育休給付の延長もそんなかんじか…
わからないでもない…いやいや、悪いことはいかん!!


ということで、具体的には、申し込んだ保育所が合理的な理由もなく遠くないか(自宅または職場から30分以上でないか)、保育所申し込みのときに入所保留の希望を出していないかを確認し、該当するときは理由の記載が必要になるらしい。
親の就労が保育所入所の条件だけど、そんなの親戚や知り合いにいくらでも就労証明が書いてもらえたし、役所だってそんなこと知っている。きつねとたぬきの化かしあいである。


保育所落ちた!日本死ね!も今は昔か…


真面目に復職したい人には許しがたいことだが、こういう制度の欠陥を狙う者はいる。それをどう防ぐか、最小限に抑えるか。

ゼロデイほど深刻ではない!


社労士myoumyoう

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